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こんにちは☺住まいるリフォームです！

今日のブログは屋根の劣化部分について解説していきます。

 

 

「棟」(むね)は建物の屋根の最上部にある部分を指します。特に、屋根の両斜面が合わさる頂点部分や、そこに取り付けられる装飾的な部材のことを言います。

 

風や突風の被害を受けやすい部位になりますので注意が必要です。

築年数が経っているスレート屋根や金属屋根では棟板金と呼ばれる棟の被害が非常に多いとされています。

強風にあおられめくれてしまったり、中には飛んでいってしまうケースもあります。

現在使用されている棟板金と比べて、昔は素材や作りが弱かったため、棟の下地となる木材が乾燥すると痩せて板金を止めている釘が緩み、板金が剥がれやすい状態になってしまいます。そうなると棟の下地に雨水がまわって腐るため、下地ごと交換することが多いです。

「漆喰（しっくい）」とは、日本の伝統的な建築技法で、屋根の一部に使用される漆喰（しっくい）を指します。

漆喰は石灰を主成分とした白い塗り壁材で、耐久性や防火性、断熱性に優れています。

 

1. 用途

   • 屋根瓦の固定: 日本の伝統的な瓦屋根では、瓦を固定するために漆喰を使用します。瓦同士の接合部や、棟（屋根の頂部）に漆喰を詰めて、瓦が動かないようにします。
   • 防水: 漆喰は防水性があり、雨水が瓦の隙間から侵入するのを防ぎます。
   • 美観: 白い漆喰は美観を高めるためにも使われ、特に和風建築では重要な要素となります。

2. 特徴

   • 耐久性: 漆喰は非常に耐久性が高く、長期間にわたって効果を発揮します。
   • 防火性: 漆喰は耐火性があり、火災時に建物を守る役割も果たします。
   • 断熱性: 断熱性があり、屋根の温度変化を緩和する効果があります。
   • 自然素材: 石灰や砂などの自然素材から作られるため、環境にも優しい材料です。

 

この漆喰は10年くらいたつと劣化や強風の影響で崩れてくるため、定期的に漆喰を詰めなおす補修工事を行う必要があります。

 

屋根の防水機能は昔に比べると格段に向上したもの、屋根からの雨漏りは今もなお多いです。

屋根の形状が複雑になってきたことで、取り合い箇所が増え屋根と屋根が谷になる部分からの雨漏りも多発しています。

昔のように瓦がずれて雨漏りをおこしているというようなわかりやすいものではなく、検査をおこなっても原因を突き止めるのに時間もかかります。

また、雨漏りには台風などが原因でおこるものと、経年劣化などでじわじわと漏れるものがあります。

 

屋根材が割れた場合、屋根材の種類や状態にもよりますが、補修ですまなければ部分的に屋根材を交換することになります。

例えばスレートのように薄い屋根材にはひびが入ることがよくあり、接着材で修理することが多いです。

その上から塗装すると、修理跡が目立たなくなります。

しかしスレートのデザインによっては欠けた部分が落ちてなくなってしまうものもあるので、支障があれば屋根材を部分的に交換することになります。

瓦屋根では完全に割れてしまったり、瓦が落ちてしまったら、早めに交換する必要があります。

 

住まいるリフォームでは、現地調査・見積りを無料で承っております☺

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