屋根塗装～アスベスト・ノンアスベストとは？
2024年3月12日更新
アスベストとは
アスベストは、かつて建築や工業製品に広く使用されていた繊維状の鉱物です。その耐火性や耐熱性、絶縁性などの特性から、建築材料や断熱材、さらには自動車部品や船舶の材料として広く利用されていました。
屋根においても、アスベストが含まれた材料が使用されることがありました。アスベストを含んだ屋根材は、その耐久性や耐火性から好まれていました。しかし、アスベストが健康に悪影響を及ぼす可能性が判明し、多くの国でその使用が規制されるようになりました。
アスベストは微細な繊維を放出し、これらの繊維を吸入することが呼吸器系の疾患やがんなどの健康被害を引き起こす可能性があります。そのため、アスベストを含んだ建材や製品の取り扱いや処理には、特別な注意が必要です。
屋根材～ノンアスベスト
屋根材においても、ノンアスベストの製品が利用されています。これらの製品は、アスベストを含まない安全な素材で作られており、耐火性や耐久性を持ちながらも、健康リスクを軽減します。
一般的なノンアスベスト屋根材には以下のようなものがあります
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スレート屋根材
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金属屋根材
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合成樹脂屋根材
これらのノンアスベスト屋根材は、建築物の屋根の構造やデザインに応じて選択されます。安全性と耐久性を両立させた製品として、建築業界で広く利用されています。
このスレート屋根は今や、いたるところで目にしますが、本物のスレートではありません。人工的に作られた合成スレートやセメントスレートなどになります。これらのスレート材は耐候性に優れ、アスベストを含まないため、安全性が高いです。
ポリマー製の屋根材も、ノンアスベストの代替品として利用されています。これらの屋根材は軽量で取り扱いが簡単であり、耐久性があります。
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2000年頃までのスレート屋根材はセメントにアスベストを含有して強度を高めていたスレート屋根材を使用していました。
しかし、「2000年以降アスベストが禁止」となり現在使われているスレート屋根材は『ノンアスベストのスレート屋根材』です。
切り替わった初期のノンアスベストの屋根材は脆く、割れを補修して塗装しても他の場所から自然の割れを防ぐことが出来ません。
特に不具合が起きやすいノンアスベスト屋根材は①パミール②コロニアルNEO③ザルフ ④グリシェイドNeoの４種類になります。
住まいるリフォームでは、現地調査・お見積りを無料で行っております。
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