屋根材の種類
2024年6月17日更新
こんにちは(^^ゞ名古屋屋根工事店です!
高度成長期に入ると日本の家屋は洋風化が進み、輸入屋根材も流通して屋根の種類は多様化の時代へ!
人気の屋根材が一斉に葺かれたと思えば次の屋根材がブームになり、そのサイクルはとても短いです。
屋根材を見れば建設時期がだいたいわかるというほど、昭和~平成にかけての屋根材は建設時期によって違いがあります。
リフォームでは各屋根材の特徴・耐用年数と注意点を踏まえた上で提案することが重要になります。
日本で使用されている主な屋根材
粘土瓦
粘土瓦は釉薬瓦(ゆうやくがわら)と、無釉薬瓦(むゆうやくがわら)があります。
形状は、J型(和瓦)・F型(平板)・S型(スパニッシュ瓦)が代表的です。瓦は他の屋根材に比べて重量があることから、軽い瓦への葺き替えが多くなっています。
しかし地震による滑り落ちや強風によるずれを防ぐ「防災瓦 」が普及し、さらに瓦葺きでも震度7の巨大地震に耐えられるとした耐震工法【ガイドライン工法】が用いられるようになり、瓦屋根の耐震技術は各段に向上しています。
耐用年数…50年~100年
メンテナンス…漆喰部分の補修 塗装は不要
セメント瓦
セメントに砂を混ぜて形成した瓦で、粘土瓦より安価なため1970年代から1980年代にかけて流行しました。厚型スレート瓦とも呼ばれています。
塗膜があるため定期的な塗装が必要になります。塗膜が劣化した状態で放置すると雨水がセメントに浸み込み、傷みが進んでしまいます。
厚みがあるため割れにくいとしてアスベストを使用していないものも多いですが、含まれている製品もあります。現在は製造されていません。
耐用年数…30年~40年
メンテナンス…塗装・漆喰部分の補修
スレート
化粧スレートはセメントに繊維を混ぜて成形し、表面を塗装しています。厚さ5㎜程度と薄く、フラットな屋根材!
以前はアスベストを使用していたため、解体する際は注意が必要になります。『カラーベスト』『コロニアル 』とも呼ばれています。
塗装する際は『縁切り』と呼ばれる作業 (重ね目に付着した塗膜を切る)で雨漏り防止対策をとります。
耐用年数…20年~25年
メンテナンス…塗装
金属
鉄合金の板に金属メッキ加工を施したガルバリウム銅板(GL銅板とも呼ばれる)が主流となっています。
軽い素材で加工性も高く、新築の他にスレート屋根のカバー工法でも多用されていて、1990年頃まではトタンで瓦棒葺き等をする家が多かったそうです。
瓦棒や三晃式で葺かれたトタン屋根は縦葺きで雨水が入り込む心配が少ないため、屋根勾配が緩い建物が多くなっています。そのため、トタン屋根から他の素材に葺き替える際は屋根勾配に注意が必要です。
耐用年数…トタンは10年~20年 ガルバリウムは20年~30年
メンテナンス…塗装
シングル
シングル屋根は、不燃布やグラスファイバー(ガラス繊維)にアスファルトを浸透させ、表面に細かい石粒を貼り付けたシート状の屋根材で、はさみ等でカットできるため施工性に優れます。北米では8割以上の屋根に使用されており、柔らかい素材なので、複雑な形状の屋根でも施工しやすく、割れる心配もありません。カバー工法に用いることもできます。
耐用年数…20年~30年
メンテナンス…塗装不要の商品もあるので確認
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